概要
夫のことを少し記録も兼ねて書いてみます。
10年ほど前に仕事のトラブルから心療内科(20/9/27:精神科より修正)に通うようになりました。最初の診断は「自律神経失調症」でした。その後「自律神経失調症」から「うつ病」を発病し、昨年9月の心療内科から精神科への転院を機に「自閉症スペクトラム」と診断されました。
この話は「自閉症スペクトラム」と診断された夫の話です。「自閉症スペクトラム」からくる特性もあれば本人の性格からくるものもあると思いますし、当然のことながらすべての人に当てはまる症状を記載しているわけでもありません。
「自閉症スペクトラム」と診断されたある人とその妻の話と思って読んでいただければと思います。
オットが「自閉症スペクトラム」の診断を受ける
「自閉症スペクトラム」の中でも「アスペルガー症候群」の疑いが強いとの診断結果でした。
アスペルガー症候群とは
・臨機応変な対人関係が苦手
・「こだわり」が強い
を特徴とする「発達障害」です。
診断を受けて思ったこと
オットが「アスペルガー症候群」と診断されたとき、正直、少しホッとしました。
「夫婦生活」というのはお互いがこれまでに築いてきた「常識」を再構築しながら歩み寄っていく作業だと思うのですが、何かにつけて「噛み合わない」
「噛み合わない」時でも1対1で後ろ盾が自分の「常識」なので、我が家の場合は大抵決別して終わってしまいます。
けど「アスペルガー症候群」と分かって、「空気を読んで行動してほしい」私と「空気を読むことが苦手な」夫は「噛み合わな」くて当然だったのかな、と思えるようになりました。それだけでも私の心はかなり楽になりました。すべての理由を「アスペルガー症候群」に求めるわけではないですが、一部でも「肯定」された気がしてホッとしました。
この先についてはいろいろと考えることもあるけど、少しずつ言葉にしていけたら、と思っています。
とても参考になった本です。夫も少しずつ読んでいます。
この記事でも一部参考にさせていただいております。
書いたのは後ですが前提が覆ってびっくりしたので。
通院先の病院に疑問がある方は読んでみてください。