【オットのこと】精神科と心療内科【自閉症スペクトラム】⓪

概要

夫のことを少し記録も兼ねて書いてみます。
10年ほど前に仕事のトラブルから心療内科に通うようになりました。最初の診断は「自律神経失調症」でした。その後「自律神経失調症」から「うつ病」を発病し、昨年9月の心療内科から心療内科/精神科への転院を機に「自閉症スペクトラム」と診断されました。

講習会で

自治体でやっている「家族が鬱になったときにどうすればいいか」という内容の講習会に行ってきたところ、これまでの考えもしなかったことが分かったので、「⓪」として記録しておきます。

心療内科と精神科

私は心療内科も精神科も「精神科」という印象で区分を考えたことがなかったです。
Wikipediaによると…
心療内科は主に心身症やストレスからくる身体症状を扱う。
精神科(せいしんか、英語: Department of Psychiatry)とは、医療機関における医科の診療科の一つであり、医学分野の一つである。精神障害・精神疾患・依存症・睡眠障害・不安障害・認知障害を主な診療対象とする。
また、心療内科は日本独自の診療科だということでした。
先日受けた説明では
〈身体症状〉内科外科⇒心療内科⇒精神科⇒神経内科〈神経症状〉という話でした。
うつ病、神経症、は精神科と心療内科のどちらにも通院の選択肢があるとのことでした。

私が感じた違い

オットははじめ〈心療内科〉の病院に、その後〈心療内科/精神科〉の病院に転院しました。がかかった先生がたまたま、なのかもしれませんが・・・
〈心療内科の先生〉
・身体的な症状を中心に診る(カウンセリング的なことはあまりしない)
・精神診断のようなことはあまりしない
・カウンセラーの先生との連携を良しとしない
〈心療内科/精神科の先生〉
・まず精神診断をして状態を診る
・院内にカウンセラーの先生がいる(これは病院によると思います)
・生活相談が手厚い(自立支援医療/精神障害者保健福祉手帳)
という印象を受けました。

特に困ったのは「カウンセラーの先生との連携」です。夫が働いている会社にはEAPの制度があり、「心療内科」にかかっているときに、提携の機関にカウンセリングに行くことにしました。カウンセリングに行く中でカウンセリングの先生からもオットからも医療機関の先生と連携を取りたい、という話が出ました。しかしオットが心療内科の先生にカウンセリングの先生と連携を取ってほしい、とお願いをしても全く連携を取ろうとはしてくれなかったです。(この辺りからオットにも先生に対する不信感が出てきたように感じます。この話はまた詳しく・・・)

また、〈心療内科/精神科〉の病院に転院してすぐに「自立支援医療」の制度が使えるように先生から提案がありました。2週間に1回程度の通院は正直家計の負担になっていたのでとても助かりました。これもよく調べなかったところではあるのですが「自立支援医療」の制度は対象の医療機関しか使うことができず、最初の病院は対象ではなかったようです。
精神的な病気は通院が長期間に及ぶことも多く、通院費用が家計の負担になると通院に対して余計な心配が増えてしまうので、受けられる支援は受けたほうがいいと思っています。


これらの制度は自治体によって差があるかと思いますので、ご自身がお住いの自治体の相談窓口等でちゃんと調べてみることをおススメします。ここら辺は家族が動けるところなのかなぁ、と思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です