目の見えない人は世界をどう見ているのか (光文社新書) 【感想】

とても興味深かったです。
本を読むことの楽しさの一つに自分とは違う人生を垣間見る、ということがあると思いますが、これはそういう面で面白かったです。
目の見えない人が俯瞰的なものの見方をしている、というのが新しい発見でした。目から入る情報量は多くて、見える人間はその情報に頼らざるを得ない日常にあるのだな、と思います。
本全体としては個別論の部分が多くて、全体に普遍化していいのかはわからないですが、一つの物の見方として新しい視点を受けた気がします。

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