この記事では、プロジェクトマネージャ試験(2024年秋)当日の流れと、午後試験で感じたリアルな反省点についてまとめます。
◆ 試験結果の振り返り
- 午前Ⅰ:免除
- 午前Ⅱ:84点(合格ライン:60点)
- 午後Ⅰ:77点(合格ライン:60点)
- 午後Ⅱ:C評価(Aのみ合格)
午前Ⅱ・午後Ⅰは通過できたものの、午後Ⅱの論文試験でC評価に終わり、不合格となりました。
◆ 試験当日の戦略
午前Ⅱからではありましたが長い試験だったので試験の間の休み時間に体力をどう回復するかを考えました。ラムネやチョコレート、水分は多めに持って行き休み時間には必ず食べ、昼休みは気分転換を兼ねて外出しました。午後Ⅱでは120分の中で、最初の構想・構成にもう少し時間をかけるべきだったと反省しています。
午後Ⅰ
午後Ⅰは過去問を解いた経験が活きたのか、比較的落ち着いて対応できました。ただ過去問を何度かといて自己採点をしても自分の点数が合格点にたどり着いているかがわからなかったです。実際の点数は84点と合格ラインを大きく超えていましたが、自己採点と比べるとだいぶ上振れしたな、という印象でした。
午後Ⅱ
午後Ⅱでは問2「リーダーシップ」を選択しましたが、振り返ると問1「コストマネジメント」のほうが定量的に書きやすかったかもしれません。
論文の構成をしっかり考える前に書き始めてしまった結果、書きながら「支離滅裂になってきたな…」という自覚がありました。ただ時間的にギリギリだったので、そのまま強引に最後まで書ききりました。
また、PM経験が浅かったこともあり、具体的なエピソードや数値を交えた表現が弱く、評価を下げる要因になったと思います。
◆ 書きながら考えない。構想に時間を割くべきだった
試験本番では「とにかく書き始めないと間に合わない」という焦りもありましたが、構想・下書きにもっと時間を使うべきだったと思いまました。
◆ ChatGPTとの壁打ちは有効だったけど…
PM経験の不足と試験で出題される様々なケースに対応できるように、事前にChatGPTとやりとりしてプロジェクトの内容を膨らませたり、論文添削をしてもらったりしていました。
これは非常に助けになりましたが、最終的には「自分の頭で構成を練り、書き切る力」が不可欠だということを強く感じました。
◆ 反省と今後に向けて
午後Ⅱは本当に難しい試験です。ただ、今回の失敗で「自分に何が足りなかったか」がはっきり見えたのは収穫でした。
・構成を丁寧に練る
・具体性と定量性のあるエピソードを準備しておく
・練習でも論文1本を制限時間内に書く癖をつける
これらを意識して、次回の挑戦ではリベンジを果たしたいと思っています。
▶ 次回:「午後Ⅱリベンジに向けた具体的対策」編(予定)
※これまでの勉強法や失敗点を踏まえて、次はどう進めていくかをまとめます。
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