【本感想】カサンドラ症候群 (角川新書)岡田 尊司著【自閉症スペクトラム】

アスペルガー症候群と診断されたパートナーを持つ相手に表れやすい「カサンドラ症候群」という状態。「カサンドラ症候群」について最近読んだ本を紹介します。

概要

パートナーが本当にアスペルガーなのか、ということから始まり、アスペルガーの人に多いと言われる「回避型」とカサンドラになる人に多いと言われる「不安型」の「愛着形成」から二人がすれ違っていく様子を詳細に書いています。

自分に当てはめてみて

読んでいてハッとさせられたのはアスペルガーの人がパートナーだからと言っても必ずその相手が「カサンドラ症候群」になるわけではない、という部分。確かに読んでいると自分は「不安型」のタイプによくあてはまるなぁ、と思いました。

オットから衝撃の告白!

私がオットの特性を理解することと同時にオットにも自分の特性も理解してほしいな、と思っています。
・・・が、こないだオットから「自分がアスペルガーだから、と考えることはやめることにした」という発言を聞きました。
本の中では近くにいる人が「アスペルガーでは?」と当人の事を思い、「精神科」に行こうという話をしても「行ってくれない、認めたがらない」という人が多く、特性を認めることがとても困難であるとの話がありました。「認める」ことから「自分の特性に気付き」、「お互いの生活が改善に向かう」という方向を目指していきたい、と思っていますが、「自閉症スペクトラム」の診断が出ているオットから先の発言があり、とても驚き戸惑いました。

オットの発言の真意は…??

これはまた詳細は別記事として書いていきたいな、と思いますが、そこに悩むのは自分によくない。自分は大して周囲の人に迷惑はかけていない。自分の特性に周りが合わせるべきだ、と思ったのだと思います。あくまでも推測ですが…。先が思いやられます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です