【本感想】りこんみち 母さんは覚悟をきめたよ 古野崎ちち子【離婚・漫画】

アメブロでブログを書いているシングルマザーの方の本です。

オットがうつ病の中離婚をする決断をし、離婚をした方で、自分と境遇が近い気がしたので読んでみました。

そうなんだよなぁ、と思ったこと

一番似ているな、と思ったのは
・相手の変わるという言葉を信じてしまう
・こうなったら好転するんじゃないかと考えてしまう
事です。何度も同じようなことがあって分かっているはずなんですがある意味「許して」しまうんですよね。夫と自分が1対1の時は良かったのですが子どもがいるようになってこのままではよくないなぁ、と強く思うようになりました。

共感したこと

・先が見えないことに対する不安感
・こどもへの影響
私がオットを見ていると治療に対して能動的ではない・焦りがない気がしてしまうのです。
”焦って良くなるものではない”、”受け入れるだけでも大変なんだ”というのもわかりますがうつ病と自閉症スペクトラムが混在していることにも原因があるのかもしれないのですが、「自分は治らないもの」という前提が夫にはあります。
「治る」という言葉の定義がとても難しいのですが私が考える「治る」というのは簡単に言えば
・薬を飲みながらも、ある程度感情をコントロール出来ていて
・こどもの前でネガティブな発言をせず
・自分で自分のご機嫌がある程度取れ
・日中を活動的に過ごせる
状態になってほしいな、と思っています。このことについてはいつか詳しく記事に書きたいと思っています。

「うつ病」のオットと離婚したいと思うことに対する罪悪感

これは考え始めた時からずっと私の周りにまとわりついています。
・自分のせいで発病したのではないかといううしろめたさ や
・見捨てたらひどい人と思われないかなあ、という気持ちももちろんあります。
けど「これから」を一緒に考えられない人と一緒にいるのはとてもツラいことで、こどもと自分を大事に考えていきたいと思います。

先日平日に初めて夫抜きで子どもと遠出をしてきました。車の運転や二人のこどもがバラバラに行動したがったらどうしようか、と不安でしたがあっけないくらい何も起こらずとても楽しかったです。
「今度はお父さんも一緒に行きたい」という子どもの言葉はグサッと刺さりましたが・・・。
夫と週末に遠出をすると、次の週に必ず疲れて精神的に調子を崩して休むので毎回ヤキモキするのです。それがない、というのはこんなに心が平和なんだな、と思いました。だからと言ってどこにも行かれないのは子どもたちがかわいそうなのでいろいろと連れて行ってあげたいな、と思います。

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